アテネ五輪 高校野球 −音楽の演出−

今日の高校野球では、優勝候補東北高校が敗れるという波乱がありました。
この大会で最も注目されていたといってもいい、ダルビッシュ投手がベスト8目前で去ることになりました。
正直なところ、東北を敗った千葉経大付はノーマークでしたが、ここまで勝ち上がってきたのが
フロッグではないことを感じさせる戦い振りでした。
個人的には、東北ダルビッシュと横浜涌井の対決を見たいと思っていましたが、
千葉経大付の今後に、楽しみが広がります。


さらに言うと、もう少し、東北真壁投手のピッチングを見たかったですね。
結果を見れば、いくらでも言えます。
東北若生監督には、継投についての失策を問う意見もあるのではないでしょうか。
若生監督については、昨年、腰痛を伝えられていたダルビッシュを強行登板させたという実績もあります。
所詮報道上の話ですから、真に受けるわけではありませんし、
もっとひどい采配を去年の大会で私も目の当たりにしています。
済美の笑顔の監督や京都外大西の監督など、これからは、監督の采配にも注目しなければならないようです。


で、いよいよ本題ですが、
昨日、浜田(島根)vs 天理(奈良)をTV観戦していて、
浜田のあまりにもオーソドックスな応援に、触発されました(笑)。
高校野球の応援には吹奏楽部などの支援がつきものです。
京都府大会を観戦していてもそうなんですが、
かなり、応援歌(ヒッティングマーチ)が画一的なのですね。


おそらく、汎用的な応援用楽譜が出回っていて、
それをなぞる学校が大半な結果だと思うのですが。


ルパンⅢ世、タッチ、サウスポー、狙い撃ち、宇宙戦艦ヤマト。あたりが王道。
紅、暴れん坊将軍、秘密のアッコちゃんエンディング、ポパイ、などもよく聞きます。
これらの検討はまた後日。


アテネでも、音楽演出があります。
野球では、その演出をMLBを手本にしているようですね。
しょうもないファウルでも、単発の音楽が流されています。
驚いたのは、緊迫した場面で流れた音楽。
詳しい曲名などは知らないのですが、NFLで盛んに流される曲です。
柔道で様々な国の観客が、「いっぽん」とか「ゆうこう」とか「しどう」といった言葉を発しているのと同様、
やはり野球はアメリカ流で行くのが正道でしょうか。