関東学生リーグAブロック

前節、明治に惜しくも敗れた横国
今節は日体大。さすがに日体大には完敗だろうと思いきや、それなりにやってくれました。
まずは日体大のキックオフ。
転々としたボールは、横国最終ラインの横をかすめました。
そのままにすれば、タッチバックかもしれないし、
あるいは、日体大のラッシュが追いつくかもしれない、という微妙な状況。
横国最終ラインの選択は、エンドゾーン前で捕球して、
エンドゾーン内でニーダウン。
この結果はどうなるでしょう?


本当は最後に正解を書きたいところですが、
文章の都合上、ここで正解を書きます。
まず、審判が下した判定は、横国がキャッチした時点から、横国の攻撃。
実際、スクリメージラインに攻守がセットし、後もう少しで次のプレーに進むところでした。
今から思えば、横国は、なんとしても次のプレーに進みたかったんでしょう。
結果は、再審議となり、新たに審判が下した判定は、
セイフティ。
ちなみに、この試合の主審は、今年のライスボウルで主審を務めた方です。
ゆっくり考えれば、このプレーがセイフティになるのはわかるのですが、
そんな滅多にないプレーやルールの習熟度を増すよりは、もっと重要なプレーに練習の時間がさかれるのでしょうか。


1Qは12-7、日体大リードで終了。
2Qに入り、横国がTD。5点差を追いついた時の常道、2ポイントコンバージョン。
ただ、まだ2Q半ば。日体大との実力差を考えれば、ここは確実に1ポイントを積むべきでは、と私は思いました。
しかし、コールは2ポイント。結局失敗しました。
うーん、先週は2ポイントを狙うべきところでキックに走り、その時も失敗しました。
3Q、日体大がFG。4Qに入って、TD。これで21-13。
ところが、日体大のパントを横国がブロック、そしてリターンTD。
横国マジックがにおってきました。
4Qの8点差でTDとなれば、やはり2ポイントを狙わざるを得ません。しかし、失敗。21-19
直後に日体大にTDを奪われ、28-19。
しかし、横国はキャリヤーがフォワードパスを繰り出し、TD。28-26。
横国マジック恐るべし。
その後も、日体大の攻撃を抑え、自らの攻撃ではキャリヤーのパスを連発し、相手陣に攻め込みます。
残り12秒。フォワードパスが通りました。ファーストダウン取っただろうという位置。
ファーストダウン、行ったか行かないか、行っていれば時計は止まり、FGも狙える位置。
当然、FGが決まれば逆転。くぅ〜っ、という状況で、
今年のライスボウルでも主審を務めた審判のコールは、
「タイムアップ」。
へっ?
なんでやねん、せめて、メジャーの状況やろ。
しかし、審判陣は逃げるようにして、フィールド外へ逃げていく。
細かいルールはわかりませんので、審判の行動を是としておきますが…。
それにしても、横国は惜しい。
いきなりのセイフティのお粗末は、もちろんですが、
2Qの2ポイントがなければ、と悔やまれます。
あそこで1ポイントを決めていれば、4Qで2ポイントを迫られることはありませんでした。
セイフティがなければ、2Qの2ポイントもなかっただろうと言う論理も成り立ちますが、2Qでの2ポイントコンバージョンはいかがなものでしょうか。
明治、日体大と惜しい試合を落としました。
後、一歩なんです。残る立教、一橋戦では、きっちり勝って、
惜敗の2試合をフロックと言われないようにして欲しいと思います。
私はパンサーズファンですが、その次に好きなのは、マスティフスですから。